ウィンドウ幅(WW)
WW(Window Width:ウインドウ幅)
画像として表示させるCT値の範囲を示します。
表示させたいCT値の範囲を絞ることで範囲内のみが階調表現され、目的となる構造物が認識しやすくなります。
WWで設定した範囲外の部分は、階調処理されず白黒で表現されます。
WWを狭くすることで、画像のコントラストは向上しますが、表現できるCT値の範囲は限られます。
WWを広くすることで、画像のコントラストは低下しますが、表現できるCT値の範囲も広くなります。
TIPS
REVORASやZiostation2のVR(Volume Rendering)では、オパシティが台形の場合、WWは台形(二等辺三角形)の下底として表現されます。
また、各構造物に合わせたWL/WWを設定し複数保存しておくことが可能です。
関連用語
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ウィンドウレベル(WL)
WL(Window Level:ウインドウレベル) 画像として表示させるCT値の範囲(WW)の中心を示します。 中央値(WL)を構造物のCT値に合わせ、階調処理する範囲(WW)を絞って階調表現することで、目的となる構造物が認識しやすくなります。 ※階調:色の濃淡(段階)を表すグラデーション TIPS REVORASやZiostation2のVR(Volume Rendering)では、オパシティが台形の場合、WWは台形(二等辺三角形)の下底として表現されます。 またWL/WWを各構造物に合わせて
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シャープネス(SH)
SH(Sharpness:シャープネス) 閾値内の物体の見え方を調整する傾きであり、オパシティカーブの傾斜勾配を表します。 0~100まで設定することができます。 0に近付くほどカーブ(の勾配は)は緩やかになり、VR画像は輪郭が緩くなり柔らかい質感の画像になります。 反対に100に近付くほどカーブの勾配は急になり(カーブは垂直に立ち上がる)、VR画像は輪郭がはっきりした画像となり、固い質感の画像になります。 SHが100のときは2値化の状態になります。 SH:0のVR画像 SH:80のVR画像
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閾値
閾値(しきいち)とは、表示するCT値の下限と上限を意味します。閾値は、中心となるCT値を示すWL(ウィンドウレベル)、またその表示するCT値の上下の幅であるWW(ウィンドウ幅)で表します。たとえば左の画像は、下限を100、上限を300に設定しています。この設定では上記の範囲外のCT値の部分は表示されません。
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