ボクセル(voxel)
三次元画像の最小構成要素です。
ピクセルは平面の正方形ですが、ボクセルは三次元的な広がりを持つため立方体(正規格子)や直方体です。
3次元的な広がりを持つ画像(CT画像やMR画像など)を、ボクセルデータといいます。
また、要素の値をボクセル値と表記します。
関連用語
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ピクセル(pixel)
デジタル画像の色の情報を持つ最小単位です。 「画素」と同じ意味で使用されます。ピクセル数(画素数)が多いと画像はより詳細に表現されますが、データ量も大きくなります。 ピクセル数が1インチ当たりにどのくらい含まれるかを「解像度」といいます。また、要素の値をピクセル値といいます。
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MIP
MIP(Maximum Intensity Projection:最大値投影画像)とは、ボリュームデータを任意の視点方向に投影し、CT値の最大値を示すものを投影して表示された画像です。血管などの描出に優れ、血管造影像のような画像を得ることができます。 MIPとVRの比較 各スライスの光線経路上に存在する複数のボクセルの中で最大値のCT値が投影されます
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VR(Volume Rendering)
VR(Volume Rendering)とは、ボリュームデータを構成する一つ一つのボクセルが持つ値の情報に、閾値、不透明度(オパシティ)、色、明るさの各要素を設定することで表示される立体画像のことをいいます。ここではCT値を利用したVRの作成について説明します。VRの特長は、複数のCT値の情報を一度に表示できることです。組織によってCT値にはおおよその目安があり、空気と脂肪組織と軟部組織、あるいは軟部組織と造影剤と骨といったように複数のCT値に異なる色や明るさを設定することでそれぞれを同時に表示
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