循環器科での実際

血管造影検査前のスクリーニングとして

循環器内科では、Ziostation2導入以降、毎週水曜日にワークステーションを前に症例検討を行っており、折よく訪問時に検討会が行われていたので、終了したところで内科医長の黒田医師にお話をうかがった。

「循環器内科では、基本的に心臓CTを撮影して、それを各主治医が外来や病棟で確認したり、患者さんへ説明するときにみてもらっています。端末さえあれば、オーダーした人間が外来にいながら結果を確認できるのがいいですね。CT撮影した画像は、通常は放射線科で選んでもらって、主に3D VRやMIP画像…アンギオグラフィカルの画像で作成してもらったものをいろいろな角度から観察しています」

特に、狭窄が疑われるような症例で患者負担の大きい血管造影検査を施すことなく、狭窄状況の確認ができることは患者さんにもメリットが大きいという。

「有意な狭窄状況がわかりかねるような場合、全てを冠動脈造影することは難しいので、そのようなときに事前に石灰化などを評価して検討します。それによって血管造影検査を施行せずCT検査だけですむ症例もかなり多いと思います」

具体的には、

「たとえば最近の例では、たこつぼ心筋症が疑われ、急性期でカテーテル検査をせず入院された方の場合、通法通りに血管造影検査も検討したのですが、若い女性だったこともあって、より非侵襲的な検査が良いだろうということで、血管の途絶などの確認にCT検査を使わせてもらったりしました。また、これはまだ有用なのか分かりませんが、川崎病の予後などで、一般撮影で分からなかった部分の具体的な評価のためにCTを撮影したりなど今後考えられますね。このような疾患に対して応じられるのは、CTによる3D画像評価ができるからということもあると思いますね」
黒田 憲治 医師
「VersaWebは画面で動かしながら画像を見られるので有益です。患者さんへの説得力になりますね。患者さんへ説明するときには、必ず使ってもらっていると思います」

循環器内科 黒田 憲治 医師

(※ 画面イメージ:CT冠動脈解析2(Ziostation2 VGRクライアント)

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診療科
23科
病床数
460床(一般)
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